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KDDI研究所と東京大学、「実空間透視ケータイ」を共同開発、CEATECに参考出展
2008年 9月26日
KDDI研究所
東京大学
株式会社KDDI研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:秋葉重幸)と東京大学大学院情報理工学研究科浅見研究室は、この度「実空間透視ケータイ」に関する共同研究開発に成功しました。また、その成果を、CEATECのKDDIブースにて参考出展致します。
「実空間透視ケータイ」とは、携帯電話向けアプリケーションであり、端末の位置周辺の実空間情報(地物や知人の状況)を直感的なヒューマンインターフェースにより把握することができるシステムです。本システムは、(1)6軸センサを用いた直感的ヒューマンインターフェース技術、(2)複数のセンサを複合的に用いたユーザの移動状態・消費カロリー自動推定技術、の2点を特徴としています。
直感的なヒューマンインターフェース技術では、携帯電話上に搭載されている6軸センサ(3軸加速度+3軸地磁気)とGPS等の位置測位機能を用いて、端末の位置と姿勢(方位、傾き)を取得することにより、携帯電話の液晶画面をかざした方向に存在する実空間情報(地物や知人)を液晶画面上に逐次高速描画します。この技術により、ユーザは、ケータイを様々な方向にかざすだけで(かざした方向が壁などで見えなくても)、その先の実空間情報を容易に把握することができます。つまり、擬似的に実空間を透視することが可能となります。
ユーザの移動状態・消費カロリー自動推定技術では、携帯電話上に搭載されている加速度センサやマイク、GPSといった複数のセンサを複合的に用いることにより、ユーザの7つの移動状態(走行、歩行、自転車、停止、自動車、バス、電車)を自動推定します。さらに、移動状態の推定結果と加速度の分散を用いて、METs(注1)を推定することにより、消費カロリーを自動推定します。本技術は、KDDI研究所が有するユーザの移動状態推定技術と、東京大学が有する消費カロリー推定技術を融合することにより、開発に成功しました。
なおKDDIは、この技術を2008年9月30日〜10月4日に幕張メッセで開催される「CEATEC2008」のKDDIブースにて参考出展し、ご来場の皆様に、デモシステムをタッチ&トライして頂ける予定です。
以 上
(注1) METs:METabolic equivalentsの略語で、運動強度を示す単位。安静時に対して何倍に相当するかを示すもの。